書評:王様の速読術

読みたい本は沢山あるのですが、元々本を読むのが遅かった私はいまだに1冊読むのにどうしても3日くらいかかってしまいます。「なんとかインプットのスピードを速めたい!」と思って手にしたのが斉藤 英治氏の王様の速読術でした。本田 直之氏のレバレッジ・リーディングが多読の勧めであり、どうやって良書を入手しやすくしてアウトプットに繋げるかという読書の勧めであるのに対して、本書は斉藤式システム速読術を使ってインプットを効率的に行う事を目指したハウツー本といった位置づけになるでしょう。ところどころに「王様」を登場させ、忙しい「王様」が家来(本)から効率よく情報を得るにはどうしたら良いか、という物語り調で進めていく構成になっている点はユニークです。

まず始めに、「この本とつきあうのは30分と決める」ところからスタートします。30分で3ステップをこなすという方法です。

  1. 目次と図表をぱらぱらと見て本の構成を理解する(出来れば前書き・後書きも読む)-5分
  2. フォトリーディングで見開き2秒で一通り見る。右脳を使ってキーワードを探す-5分
  3. スキミングで2割を読んで8割を知る-20分
早速前々から読もうと思いつつ、なかなか手が伸びなかったフラット革命で速読を試してみました(書評は後日)。結果的には1時間くらいかかってしまったけど、何となく内容は理解出来たような気がします。フォトリーディングはキーワードを拾うくらいであれば意外と使えるということが解ってびっくりしました。スキミングがどうも上手くいかず、気がつくとガッツリと読んでたりします。ここは慣れでしょうね。フラット革命は内容的にヘビーだったこともあって多少時間がかかってしまったけど、それでも1時間でそこそこの内容が理解出来たことを考えれば、インプットのスピードが上がったとみて良いと思います。

練習を重ねて、30分で読み込めるようになれば、更に色々な本から知識を得られるようになるでしょうね。なんだかワクワクします!

王様の速読術
斉藤 英治

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ダイヤモンド社 2006-05-12
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1日1エントリを目指していますが、全然出来てなかったので、本日まとめてエントリ。

去る4/23、社内の有志メンバーで社員のモチベーションを高めよう!みたいな活動を展開しているのですが、その一環として、株式会社エンパワーリング上村 光弼(うえむら みつのり)さんを講師にお迎えし、”一人と組織の『本気力』を高めるエンパワーリング”と題して講演会を開催しました(上村さんのブログはこちら)。

今回の講演、実は1年くらい前に同様の講演会を開催していて、内容的にはまったく同じ内容だったのですが、何回聞いても”エンパワー”されまくりです。「自分は他責型で生きてはいないだろうか?」、「自分の大切な価値観に基づいて行動しているだろうか?」、「歳を『とる』のではなく、歳を『重ねて』いるだろうか?」、本当に考えさせられます。

更にうれしいことに、打ち上げにもご参加頂きました。会場は新宿ろばた焼き 絶好調てっぺん。上村さんのお知り合いで、「本気の朝礼」で有名なてっぺんグループの代表大嶋啓介氏ご推薦のお店です。元々は上村さんのご厚意で、大嶋さんと話す機会を作って下さるということだったのですが、スケジュールの調整がつかなかったということで、ご一緒は出来ませんでした。上村さんをして”オーラの固まりみたいな人”と言わしめる方ということだったので、お会いできなかったのは残念でした。

とはいえ、上村さんと時間を供にすることが出来たのは非常に貴重な経験でした。本当にパワーのある方です。上村さんと話をさせて頂いて強く感じたのは、自分の価値観とビジョンを非常に明確にお持ちになっているなという点でした。行動の全てが”buisinessをhappinessにする”という目標を実現するためになされているという感じがしました。

最近、起業家の方々の本などを多読していますが、ビジネスの世界で成功している人達に共通しているのは、”行動の全てが自分の目的のため”という行動原理にあるような気がします。自分の価値観やビジョンを明確に持っているから行動がぶれない。

自分も少しでも”人生の成功者”に近づくために、まずは自分の価値観とビジョンを明確に持つ事からスタートしたいと思った次第であります。

会社の先輩がよく、「それしかないよ」と言う。
その時点で思考が止まる。
それしかないと聞くと、十分議論して得られた結果だと勘違いしてしまうことがある。
ましてや有識者がその発言をすると、本当にそれしかないと思えてしまう。
しかし実際はそれ以上、議論をしたくない、考えたくないので、
議論に終止符を打つために「それしかない!」と発言するのが常套手段になっていたりする。
本当にそれしかないのか?
十分に検討した結果、「それしかない」というコンセンサスを得た上じゃないと、
そこで思考を止めてしまう、悪魔の言葉以外の何者でもなくなってしまう。
結果的に本当にそれしかない場合もあるかもしれない。
しかし、それに気づく前に「本当にそれしかないのか?」と立ち止まっても遅くないのではないだろうか?

このところ戦略論に関する本を色々と読み漁っているのですが、詰まるところ戦略というのは”如何にして差別化をするのか”とうことであり、”ブルーオーシャン戦略”にしろ”イノベーション”にしろ、結局は差別化要因をどうやって探すかという事について語っているのかな、というある一定の納得が得られてしまっていたのですが、この清水勝彦さんの著書「なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?」はなかなかにして新鮮でした。

著者がこの本の中で推し進めている戦略は、その名も”やってみなければわからない戦略”です。著者自身も語っていますが、なんともあか抜けない戦略名ですが、かえってストレートに本書の内容を語ってくれています。「正しい試行錯誤のすすめ」というのがこの戦略です。

本書の中で著者は、そもそも戦略があるのは当り前の世界になり、「戦略のコモディティ化」が進み、「正しい戦略という幻想」があるために現場と上層との乖離が進んでしまって、実施されない戦略が生まれてしまっているとうい問題提起をしています。ユニークなのは、そもそも将来の事など誰も分からないという点に立脚している点です。

つまり、戦略主義も現場主義も、「正しい戦略がある」ことを前提とする限り、それを追いかけて「これまでやってきたことをもっと一生懸命やる」以外はないのです。
しかし、予想がつかない未来に対して、どれだけ一生懸命「現場に出ても」「情報を集め」て「分析」したとしても、「正しい戦略」を見つけることは不可能に近いことです。

正しい戦略などないのだから、視点を自社に向けてアイディアのポートフォリオを作ってアイディアを実験してみて、当たったアイディアを育てていこうといういうのが、この”やってみなければ分からない戦略”の本質のようです。これを実施するための環境構築について三つの土壌が必要だと説明しています。
  • 新しいアイディアを産む土壌作り
  • 実験をする土壌作り
  • 実行すう土壌作り
設計を担当してきた私の立場からすると、なんと楽しげな戦略だろうと思うのですが、この戦略を大企業でインプリメントするのはなかなか大変でしょうね。今をときめくweb2.0企業、googleやはてなはこの土壌が出来ているような気がします。

もし自分が会社をおこすようなことがあれば、ぜひ参考にしたい戦略論です。


なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?
清水 勝彦

東洋経済新報社 2007-08
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温泉パンの旭堂

温泉パンの旭堂というお店をご存じでしょうか?と、問いかけながらもたぶん知っている人はほとんどいないと思います。お店自体は栃木県の喜連川温泉にあるようなのですが、なぜか会社の売店にこのお店の温泉パンという商品が販売されています。どういういきさつで置かれているのかは定かではないのですが、この温泉パン、他に類を見ない味なんです!3個入りで売っているのですが、一つ一つがものすごくどっしりしていて、パンの生地もギッチリと詰まったという感じなんです。自然な甘みと独特の食べ応えがあってとても美味しいのですが、いかんせん一つが重たいので、1個食べたらもうお腹いっぱいという感じです。ある意味とても経済的。でもおやつ感覚で食べると普通の食事がノドをを通らなくなります。。

しかし、今回ご紹介したい商品は、旭堂のラスクという商品です。

旭堂のラスク

この商品も会社の売店に売っているのですが、職人さんが一本一本丁寧に焼いたフランスパンをラスクにしたというふれこみの商品なのですが、これまた温泉パン同様、ラスクなれど他には類を見ない食べ応えなんです!
フランスパンをラスクにしているので耳の部分はザクザクと普通のラスクより硬いのですが、中の生地のところは独特のサクサク感があって、噛んでいて気持ちがいい。
味はプレーンとメープルがあるでのすが、断然メープルをお勧めします。

会社でちょっとおやつにしようと思って買ったのですが、その美味しさにすっかりリピーターと化しています。家にも買って帰って、いつもストックがある状態にしています。周りの席の同僚も思わずつられて買うようになって、私の周りではちょっとしたブームになっています。

楽天にショップを出していることが分かったので、是非みなさんにも試してほしくてご紹介させてもらいました。

是非ご賞味あれ!