久しぶりのエントリです。

PLANNING HACKS!(書評は後ほど)という本を読んでいたらセレンディピティという言葉が出てきました。そういえば最近、本を読んでいると時々目にする言葉です。

Wikipediaで意味を調べると、こんな具合でした。
セレンディピティserendipity)とは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指す。(平たく云えば、ふとした偶然をきっかけに、幸運を掴む事。)
ただし、こうも書かれています。

ただし、このような起源を持ち、辞書で上記のように説明されているにもかかわらず、日常会話などで、セレンディピティが発見する「能力」を指してい ると理解せず、発見した「幸運」と誤解してしまう人もいる。単なる幸運ならばluckとでも表現すれば済むところをあえてserendipityと表現す るのはそれ相応の理由があるからなので、serendipityを単なる "幸運" や "偶然" と理解することはやはり誤解や理解不足と言える。

なるほど。日本語には翻訳できない言葉だけに、いろいろと解釈があるようですね。何冊かの本の中の文脈から察するに、セレンディピティ=「偶発的に発見された出来事」のように使われていることが多いような気がします。フラット革命の中でも「インターネットが発展したおかげでセレンディピティが起こりやすい」みたいな感じで使われていたような気がします(うそかもしれない)。

セレンディピティ=「偶発的な幸運を掴む能力・才能」と理解するのであれば、効率的な企画の生み出し方を勉強するためにPLANNING HACKS!を読んでいて、この”セレンディピティ”という言葉を偶発的に学ぶに至ったということは、私には多少なりともセレンディピティが備わっているのかな?

ちなみに写真はジョゼフ・プリーストリーという人物で、酸素の発見者だそうです。なんでもKing of Serendipityと呼ばれているそうな。

photo by tim ellis

0 コメント