GWは家族とまったり過ごしました。みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか?

今回はGW中に読んだ本、富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのかをご紹介します。この本を選んだきっかけは、起業家2.0―次世代ベンチャー9組の物語の中で日本のWeb2.0的ベンチャー企業として、高岡 壮一郎氏のアブラハム・グループ・ホールディングス株式会社の生い立ち、YUCASEEというサービスに大変興味をそそられたためでした。

結論から言うと、もう少しYUCASEEというサービスの内情を把握出来ると期待していたのですが、どちらかというと、「日本には富裕層が増えている。だけど富裕層向けのサービスがあまりないのでYUCASEEはうけたんだよ」ってところで話が止まってしまっているので、正直、期待はずれでした。

しかし、日本には純金融資産1億円以上の人が83人に1人の割合でいるという事実は驚きでした。特に新世代の富裕層”インテリッチ”が増えているそうです。その背景には市場のグローバル化などがあるそうです。

確かに、改めて考えてみても、富裕層に向けたサービスというのはありそうだけど、まだまだ少ないように思えます。ましてや83人に1人もの割合で1億円以上持っている人がいるという現状と照らし合わせれば、全然少ないのではないでしょうか?そこにいち早くターゲットを絞り、うまく富裕層向けサービスを展開した高岡氏のアイディアは本当にビジネスとし秀逸だと関心してしまいました。

今後、まだまだ富裕層向けのサービスは出てくるのではないでしょうか。

4344996100富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか
高岡 壮一郎
幻冬舎 2008-02-08

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