速読術習得課題第2弾として手に取ったのが、マダム・ホー著: 世界一愚かなお金持ち、日本人です。16歳で私費留学生として単身渡米し、インドネシア出身の華僑、ダニエル・ホーと結婚後、20代で1億を手にした著者の体験を元に、貯金しかしない日本人の金融リテラシーの低さを指摘した一冊になります。同様に日本人の金融リテラシーの低さを指摘し、ベストセラーにもなった勝間 和代さんのお金は銀行に預けるな に比べると内容的には薄い気がしますが、この二冊を併せて読むと、「やばい!自分のお金を働かせないと!」と思うかもしれません。

アメリカでの不動産投資で富を得た著者は、まずお金持ちになるためには「信用」を作ることだと言っています。カード社会のアメリカでは返済の実績が「信用」となって銀行融資の額がきまったりするそうです。仕事の実績や所属会社の知名度が融資額に大きく作用する日本とはだいぶ感覚が違うのかもしれません。お金を借りて返済のめどがたったまた借りて次ぎの投資に当てるというように、まさに「お金に働いてもらう」というアメリカの金融感覚は、日本にはなかなか根付かないかもしれないですよね。

サブプライム問題が加熱している現在に不動産投資が安定した資産運用とは到底いえないような状況になっていますが、それでもはやり、金融リテラシーを磨いてリスク資産に投資するかしないかで、将来の収入は大きく変わってくるのでしょうね。

私の場合、密かに40歳までに年収1500万円というのを目指しています。普通の会社勤めではなかなか難しい目標かもしれません。この目標を達成するためには資産運用を併用することを考えています。そのためにはもう少し金融関連の勉強して、金融リテラシーを高めないといけません。少し前までは自分の将来の夢は宝くじが当たったら考えようなんて本気で思ってました。どんだけ薄い確立に人生かけてるんだって話ですよね。その意味で、お金は銀行に預けるな と本書に出会って、金融リテラシーの低さに気づかされたのはラッキーだったかもしれません。

最後に、本書の第四章の中で、直接内容には絡みませんが、日本人は『できます!』ではなく、『やります!』で止まってしまうことが多いと指摘されています。「やります!」ではやっぱり弱くて、最後に尻込みしてしまうのが日本人の弱いところで、「できます!」と言ってしまえば、周りの協力を得て最後は成功してしまうということです。確かにその通りなような気がします。

私も明日からは、「やります!」ではなく、「できます!」と答えることにします!
#もちろんできることに限りますが。。。

世界一愚かなお金持ち、日本人世界一愚かなお金持ち、日本人
マダム・ホー

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-01-13
売り上げランキング : 4904
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

【書評】:フラット革命

フラット革命フラット革命
佐々木 俊尚

講談社 2007-08-07
売り上げランキング : 24814
おすすめ平均



さて、速読習得第一弾として選んだのがこちら、フラット革命です。なにげに佐々木さんの本はたくさん手にとってしまいます。web2.0関連のキーワードをうまく取り上げて語ってくれるので、ちょうど自分の興味の真ん中を突いてくれるのかもしれません。

本書の中で佐々木さんは、インターネットの普及とWeb2.0的ソーシャルメディアの登場により、ジャーナリズムがコモディティ化し、さまざまな人々がフラットな立場でジャーナリズムを展開していけるようになった点をフラット革命だと指摘しています。

戦後のジャーナリズムの変遷として、まず報道は「われわれ」が起点であり、批判の対象は「われわれ」の外に向けれられていました。それが「われわれ」をターゲットにするように変わり、現在は「われわれ」がジャーナリズムを展開するというように変化してきました。このように指摘されればなるほど確かにその通りだなと思ってしまいます。

フラット化されたジャーナリズムでは誰がどのように責任を担うようになるかが一つの課題になってくるでしょう。例えばこのブログだって見ている人は少ないかもしれませんが、多少なりともどなたかのインプットとなり得る訳です。日本は法整備がインターネットの潮流にまったくついてこれていないような状況ですが、逆にこの辺りにビジネスチャンスがあるのかもしれません。

フラット化されたその先には何があるのか。楽しみなような、怖いような。。


去る4/26、日本ファシリテーション協会 東京支部の4月定例会に参加してきました。このところ奥さんの出産等があって、定例会への参加は久しぶりです。

今回のテーマは『ファシリテーターの脳トレ! ~バラバラの脳神経細胞を繋ぐ~』と題して、今はやりの地頭力を鍛える系の論理推定問題を題材にしたグループシンクの進め方についてのワークショップでした。

最初に算数や発想系のテストを実施したのですが、この点数をベースにチーム分けをしました。点数によってABCのランク付けをし、それぞれのランクのメンバーが均等に配分されるようにチームを作ったわけです。これにはちゃんとした理由があって、チーム内で議論する際にリアルの世界に少しでも近づけるため、”すごくできる人”や”あんまり出来ない人”が混在することで、議論の進め方にどのように影響するのかを体験するためだそうです。運営会の方々も工夫をされていますね。

また別の論理推定系の問題を個人で解いて、その結果をチームで議論してチームとしての解答を導き出すというお題でワークが進められました。

私が所属したチームでは安易な多数決での決定にならないようにするため、少数意見から論じるというアプローチをとりました。少数意見の方が多数派を論破できるだけの論理的説明ができればひっくり返るし、もちろんそのままという場合もあります。さすがにFAJ会員のみなさんはみんなファシリタティブな方々なので、議論自体は非常にスムーズに進んでいきました。

結果はどうなったかというと、チーム内で一番点数が良かった個人の成績よりもチームとして議論して導き出された結果の方が点数が低いという結果となってしまいました。つまり、点数が良かった人がチームの論理に引っ張られてしまった訳です。チームメンバーの感想はといえば、「議論によって納得出来る結果だったので良かった」というのが大多数でした。

こういった現象を集団順応思考と呼ぶのだそうです。
アーヴィング・ジャニスは集団順応思考の兆候を以下のように指摘しています。

  • 議論を論破できない(「言っても無駄」)という感覚が広まること
  • 脅威や問題を軽く見て対処する、もしくは理屈づけること
  • 対抗者を無能もしくは弱者として扱うこと
  • 集団の行動に疑問を投げかけるメンバーに圧力をかけること
  • 集団の合意決定事項からの逸脱を自ら押さえ込もうとする意識が働くこと
  • 沈黙イコール合意という風潮が広まること
  • 相対する情報を選択し排除すること
『ビッグ・チェンジ』東洋経済新報社より

今回の気づきとして、”ベストなアウトプット≠チームの納得”となる場合があるということです。今回のようなワークショップ内であればアウトプットよりチームの納得が優先されても良いかもしれませんが、これがビジネスの場面ではどうでしょうか?常にベストなアウトプットを求められるのがビジネスの場面です。ビジネスの場面でファシリテーターとして望む場合、いかにしてベストなアウトプットに導くことが出来るかは課題ですよね。

それにしても毎回定例会に参加するたびに思いますが、FAJの会員のみなさんは本当にパワーありますよね。人見知りが激しい私はいつもタジタジです。。今回はいつもよりがんばってコミュニケーションしてきたつもりですが、まだまだがんばんないとついて行くのがやっとって感じですよ。。。

書評:王様の速読術

読みたい本は沢山あるのですが、元々本を読むのが遅かった私はいまだに1冊読むのにどうしても3日くらいかかってしまいます。「なんとかインプットのスピードを速めたい!」と思って手にしたのが斉藤 英治氏の王様の速読術でした。本田 直之氏のレバレッジ・リーディングが多読の勧めであり、どうやって良書を入手しやすくしてアウトプットに繋げるかという読書の勧めであるのに対して、本書は斉藤式システム速読術を使ってインプットを効率的に行う事を目指したハウツー本といった位置づけになるでしょう。ところどころに「王様」を登場させ、忙しい「王様」が家来(本)から効率よく情報を得るにはどうしたら良いか、という物語り調で進めていく構成になっている点はユニークです。

まず始めに、「この本とつきあうのは30分と決める」ところからスタートします。30分で3ステップをこなすという方法です。

  1. 目次と図表をぱらぱらと見て本の構成を理解する(出来れば前書き・後書きも読む)-5分
  2. フォトリーディングで見開き2秒で一通り見る。右脳を使ってキーワードを探す-5分
  3. スキミングで2割を読んで8割を知る-20分
早速前々から読もうと思いつつ、なかなか手が伸びなかったフラット革命で速読を試してみました(書評は後日)。結果的には1時間くらいかかってしまったけど、何となく内容は理解出来たような気がします。フォトリーディングはキーワードを拾うくらいであれば意外と使えるということが解ってびっくりしました。スキミングがどうも上手くいかず、気がつくとガッツリと読んでたりします。ここは慣れでしょうね。フラット革命は内容的にヘビーだったこともあって多少時間がかかってしまったけど、それでも1時間でそこそこの内容が理解出来たことを考えれば、インプットのスピードが上がったとみて良いと思います。

練習を重ねて、30分で読み込めるようになれば、更に色々な本から知識を得られるようになるでしょうね。なんだかワクワクします!

王様の速読術
斉藤 英治

4478733295
ダイヤモンド社 2006-05-12
売り上げランキング : 902
おすすめ平均 star

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

1日1エントリを目指していますが、全然出来てなかったので、本日まとめてエントリ。

去る4/23、社内の有志メンバーで社員のモチベーションを高めよう!みたいな活動を展開しているのですが、その一環として、株式会社エンパワーリング上村 光弼(うえむら みつのり)さんを講師にお迎えし、”一人と組織の『本気力』を高めるエンパワーリング”と題して講演会を開催しました(上村さんのブログはこちら)。

今回の講演、実は1年くらい前に同様の講演会を開催していて、内容的にはまったく同じ内容だったのですが、何回聞いても”エンパワー”されまくりです。「自分は他責型で生きてはいないだろうか?」、「自分の大切な価値観に基づいて行動しているだろうか?」、「歳を『とる』のではなく、歳を『重ねて』いるだろうか?」、本当に考えさせられます。

更にうれしいことに、打ち上げにもご参加頂きました。会場は新宿ろばた焼き 絶好調てっぺん。上村さんのお知り合いで、「本気の朝礼」で有名なてっぺんグループの代表大嶋啓介氏ご推薦のお店です。元々は上村さんのご厚意で、大嶋さんと話す機会を作って下さるということだったのですが、スケジュールの調整がつかなかったということで、ご一緒は出来ませんでした。上村さんをして”オーラの固まりみたいな人”と言わしめる方ということだったので、お会いできなかったのは残念でした。

とはいえ、上村さんと時間を供にすることが出来たのは非常に貴重な経験でした。本当にパワーのある方です。上村さんと話をさせて頂いて強く感じたのは、自分の価値観とビジョンを非常に明確にお持ちになっているなという点でした。行動の全てが”buisinessをhappinessにする”という目標を実現するためになされているという感じがしました。

最近、起業家の方々の本などを多読していますが、ビジネスの世界で成功している人達に共通しているのは、”行動の全てが自分の目的のため”という行動原理にあるような気がします。自分の価値観やビジョンを明確に持っているから行動がぶれない。

自分も少しでも”人生の成功者”に近づくために、まずは自分の価値観とビジョンを明確に持つ事からスタートしたいと思った次第であります。

会社の先輩がよく、「それしかないよ」と言う。
その時点で思考が止まる。
それしかないと聞くと、十分議論して得られた結果だと勘違いしてしまうことがある。
ましてや有識者がその発言をすると、本当にそれしかないと思えてしまう。
しかし実際はそれ以上、議論をしたくない、考えたくないので、
議論に終止符を打つために「それしかない!」と発言するのが常套手段になっていたりする。
本当にそれしかないのか?
十分に検討した結果、「それしかない」というコンセンサスを得た上じゃないと、
そこで思考を止めてしまう、悪魔の言葉以外の何者でもなくなってしまう。
結果的に本当にそれしかない場合もあるかもしれない。
しかし、それに気づく前に「本当にそれしかないのか?」と立ち止まっても遅くないのではないだろうか?

このところ戦略論に関する本を色々と読み漁っているのですが、詰まるところ戦略というのは”如何にして差別化をするのか”とうことであり、”ブルーオーシャン戦略”にしろ”イノベーション”にしろ、結局は差別化要因をどうやって探すかという事について語っているのかな、というある一定の納得が得られてしまっていたのですが、この清水勝彦さんの著書「なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?」はなかなかにして新鮮でした。

著者がこの本の中で推し進めている戦略は、その名も”やってみなければわからない戦略”です。著者自身も語っていますが、なんともあか抜けない戦略名ですが、かえってストレートに本書の内容を語ってくれています。「正しい試行錯誤のすすめ」というのがこの戦略です。

本書の中で著者は、そもそも戦略があるのは当り前の世界になり、「戦略のコモディティ化」が進み、「正しい戦略という幻想」があるために現場と上層との乖離が進んでしまって、実施されない戦略が生まれてしまっているとうい問題提起をしています。ユニークなのは、そもそも将来の事など誰も分からないという点に立脚している点です。

つまり、戦略主義も現場主義も、「正しい戦略がある」ことを前提とする限り、それを追いかけて「これまでやってきたことをもっと一生懸命やる」以外はないのです。
しかし、予想がつかない未来に対して、どれだけ一生懸命「現場に出ても」「情報を集め」て「分析」したとしても、「正しい戦略」を見つけることは不可能に近いことです。

正しい戦略などないのだから、視点を自社に向けてアイディアのポートフォリオを作ってアイディアを実験してみて、当たったアイディアを育てていこうといういうのが、この”やってみなければ分からない戦略”の本質のようです。これを実施するための環境構築について三つの土壌が必要だと説明しています。
  • 新しいアイディアを産む土壌作り
  • 実験をする土壌作り
  • 実行すう土壌作り
設計を担当してきた私の立場からすると、なんと楽しげな戦略だろうと思うのですが、この戦略を大企業でインプリメントするのはなかなか大変でしょうね。今をときめくweb2.0企業、googleやはてなはこの土壌が出来ているような気がします。

もし自分が会社をおこすようなことがあれば、ぜひ参考にしたい戦略論です。


なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?
清水 勝彦

東洋経済新報社 2007-08
売り上げランキング : 195122

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

温泉パンの旭堂

温泉パンの旭堂というお店をご存じでしょうか?と、問いかけながらもたぶん知っている人はほとんどいないと思います。お店自体は栃木県の喜連川温泉にあるようなのですが、なぜか会社の売店にこのお店の温泉パンという商品が販売されています。どういういきさつで置かれているのかは定かではないのですが、この温泉パン、他に類を見ない味なんです!3個入りで売っているのですが、一つ一つがものすごくどっしりしていて、パンの生地もギッチリと詰まったという感じなんです。自然な甘みと独特の食べ応えがあってとても美味しいのですが、いかんせん一つが重たいので、1個食べたらもうお腹いっぱいという感じです。ある意味とても経済的。でもおやつ感覚で食べると普通の食事がノドをを通らなくなります。。

しかし、今回ご紹介したい商品は、旭堂のラスクという商品です。

旭堂のラスク

この商品も会社の売店に売っているのですが、職人さんが一本一本丁寧に焼いたフランスパンをラスクにしたというふれこみの商品なのですが、これまた温泉パン同様、ラスクなれど他には類を見ない食べ応えなんです!
フランスパンをラスクにしているので耳の部分はザクザクと普通のラスクより硬いのですが、中の生地のところは独特のサクサク感があって、噛んでいて気持ちがいい。
味はプレーンとメープルがあるでのすが、断然メープルをお勧めします。

会社でちょっとおやつにしようと思って買ったのですが、その美味しさにすっかりリピーターと化しています。家にも買って帰って、いつもストックがある状態にしています。周りの席の同僚も思わずつられて買うようになって、私の周りではちょっとしたブームになっています。

楽天にショップを出していることが分かったので、是非みなさんにも試してほしくてご紹介させてもらいました。

是非ご賞味あれ!



先日、フランクリン・プランナーで手帳生活スタートというエントリをしてますが、せっかくちゃんとした手帳を購入したので、それに合わせてちゃんとしたペンがほしくなってしまいました。
#何事も無駄に凝り性なんです。。。

楽天でいろいろ検索してみて、一旦はペリカン スーベレーン 600 ローラーボールに決めていたのですが、試し書きせずに購入するのはどうも不安だったので、面倒くさいながらも渋谷ロフトに行って試し書きしてみることにしました。早速手に持って試し書きさせてもらったところ、どうもしっくりこない。なんとなくペン先のすべりが悪い感じがするんです。しかもキャップ部分が太すぎて、フランクリン・プランナーのバインダーについているペンホルダーに入らないときたので、早々に候補から外れました。いや~、勢いで通販しなくて良かった。。

それで店員さんに「お勧めなのはない?」と聞いたところ、カランダッシュ エクリドール タイプ55 ボールペンが書きやすいと評判だという情報を入手。早速試し書きさせてもらうと、確かにスラスラと書ける感じがするじゃないですか!持った感じもそこそこ手になじむし、デザインは若干好みからは外れるけど、筆記用具はまず書き味でしょ!ということでこれに決め、ロフトでは購入せずに楽天で発注しました。現在商品到着待ち状態です。

インターネットの普及によって、ネットショッピングは日常的な購買行動になってはいるものの、やっぱり実際に試してみないと本当のところが分からないものって多いですよね。今回の私のように一旦試してから購入するという購買行動をTryvertisingというそうです。

少し前にいつも読ませていただいている百式商品の味をシートで試してもらうための『First Flavor』というサービスが紹介されていました。今回の私の購買行動からも、こういったサービスが登場するのはうなずけますよね。商品を提供するメーカー側も、「手にとって見れば分かってもらえるんだ!」と思っているところは少なくないだろうし、ユーザ側にも実際に試したというニーズは間違いなくあるわけですから、ここを繋げるサービスにはビジネスチャンスがありそうな気がします。

今後、”Tryvertising”というキーワードでいろいろとアイディアを掘り下げてみようかな~

ブログを始めようと心に決意してBloggerに登録したものの、なかなかスタート出来ずにいた本ブログですが、一応、全体の体裁も整ったということで、本日から本格スタートということにします!


”PiLiLi::Blogger”の名前の由来
”PiLiLi"は「山椒は小粒でピリリと辛い」の”ピリリ”という擬音語に由来しています。私はこの”ピリリ”という感覚が好きです。甘すぎず辛すぎず、ちょうど良い感じの刺激を表す表現だと思っていて、自分の価値判断をするときに良く登場します。例えば服を買うにしても、「これはちょっと派手すぎるな~。でもこっちはちょっと地味すぎるし。お!これはなんかピリリとくるね!」みたいなw(伝わるかな・・・)。

甘すぎず辛すぎず、なんとなくみなさんの心にピリリと来るような話題を提供して行ければな~という想いから、”PiLiLi::Blogger"としました。
まだまだ私の表現力がプアなので、このブログを通じてこの”ピリリ”という感覚の本質を上手く表現出来るようになればなとも思っています。

このブログでやりたいこと
ブログを始めようと思ったきっかけは、勝間 和代さんの効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法、本田 直之さんの レバレッジ・リーディング、梅田 望夫さんのウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)を立て続けに読んで、今をときめくベストセラー作家さんが共通して、「知的生産のアウトプットとしてブログは有効である」と語っていたことに強くインスパイアされたからです。

基本的に何にでも興味を持ちやすい質なので、何かと影響を受けやすいっちゃ受けやすいんですが、以前から自分の知識のインプットとしての情報収集はやってきているものの、それをアウトプットとしては出せていなかったなと、前述の著書を読んで反省しました。

勝間さんの言葉をお借りすれば、「知的生産性向上のためのアウトプット」として、このブログを活用していければと思っています。

その中で、これを読んでくれる方々に少しでもコントリビューション出来るような情報を提供して行ければと思っています。

ということで
1日1エントリを目標に更新していこうと思います!!
主に、

  • 書評
  • 知的生産性
  • アイデア発想
  • ファシリテーション
  • キャリアプラン
  • 商品紹介
に関するエントリになっていくと思います。
そのうち、自分のブランドが確立されて、提供していける確たるテーマが見つかればまたその方向に展開していきます。その探索の意味もあるかも。

それでは今後ともよろしくお願いします!

Photo by uBookworm

フランクリン・プランナーの「人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック」に取り組んで二日目。
本来は一日目のワーク、「あこがれの人リスト」の作成を完了していないといけないのに、昨日は時間が取れずに出来ませんでした。。
自分の人生の重要なタスクを確実にこなしていくためにフランクリン・プランナーを購入したのだから、これじゃあいけないですね。。タスク先延ばしで、本日中に取り組みたいと思います。

それにしても、あらたまって憧れの人といってもなかなか出てこないもんですね。サッと思いつくのは親父かな~。正直なところ、今勤めている会社には「こんな人になりたい!」みたいな憧れの人っていないんですよね。必然的に著名人とか企業家の人の名前が頭に浮かんでくるわけですが、そんな感じで思い浮かべれば良いのだろうか。。

ということで、本日のタスクに「あこがれの人リスト作成」を追加して、本日中に終わらせるぞ!

システム手帳を持とうと思ったままなかなか着手できなかった私。先日一念発起してようやく購入しました。

今までスケジュール管理はGoogleカレンダーで全部やってました。この頃は携帯からもアクセスできるし、ipod touchからもアクセスできるので、まあ不便はしていなかったし、タイム・マネジメントもそこそこ出来ていたと思います。

なぜ手帳を持とうかと思ったかと言えば、まずはGoogleカレンダーだとリアルタイム性がないことだと思います。携帯からアクセスできるようになったとはいえ、会議中など携帯を確認できない場合もあるし、私の場合、通勤が地下鉄なので、電波が入らずにアクセスできないこともあります。手帳なら必要な時にぱっと見れるのがいいですよね。
とはいえ、会社にいるときはいつでもGoogleカレンダーにアクセスできるし、やっぱりスケジュールの入力はGoogleカレンダーの方が簡単なので、基本はGoogleカレンダーでスケジュール管理を行って、手帳はバックアップ的な位置づけになっていくと思います。これは勝間さんの「年収10倍アップ 時間投資法」で勝間さんが実践していたスケジュール管理方法と同じかもしれません。


なぜフランクリン・プランナーなのか?
ではなぜ数ある手帳の中からフランクリン・プランナーを選んだかですが、私の場合、大きく二つの理由がありました。

  • 値段が高い
  • 価値観に基づいたスケジュール管理(が出来そう)
まず値段についてですが、今回購入したセットだと、バインダーとスターターキットというセットで合わせて25000円程度だったと思います。これは正直、お小遣い3万円の私にとっては決して安い値段ではないのですが、あえて高いものを使うことで、「使い切らないともったいない感」が発生します。今までの経験上、このくらいやらないと続けられないので、身銭を切って自分に投資してみたわけです。

二つ目の理由ですが、タイム・マネジメントはそこそこ出来ていたつもりになっていたのですが、勉強したいけどなかなかその時間を捻出出来ないことが悩みでした。ふとGoogleカレンダーに入力されていたスケジュールを見返して見ると、仕事のスケジュールばかり入っている状態で、自分のやりたい事をスケジュールに落としこめていないことに気がつきました。
フランクリン・プランナーは以前から知っていて、自分の価値観からスケジュールに落とし込むという特徴があることも分かりました。「お!これを使えば本当に自分の時間が持てそう!」そんな感じがしたので、とりあえず使ってみることにしたわけです。


3週間実践ワークブック
さて、使い始めるにあたって、「人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック」という本を購入しました。当初は適当に使ってみようと思ったのですが、結構難しそうだったので、とりあえずこの本にしたがって使い方をマスターしようと思います。なんとなくフランクリン・コビー社の思惑にまんまとはまっている気がしないでもないですが(笑)、使いこなせないと意味がないので背に腹はかえられません。
1st weekの目標は「まずは、理想の自分を描き出そう!」だそうです。なかなかウキウキしますね!

早速1日目のワークは「あこがれの人から自分の理想を探る」だそうです。いきなりあこがれの人と聞かれるとなかなか出てこないですね。。でも確かにあこがれの人や好きな人っていうのは、きっと自分の価値観とつながっている部分があると感じるからあこがれたり好きになったりするのかもしれませんね。今日一日じっくりと考えて、まずは自分の価値観の輪郭を掴みたいと思います!

早起き始めました

まだ自分の中では正式にスタートしていないこのブログですが、ひとまず新しいことを始めたのでエントリしておこうかと。

今日から早起きを始めてみました。目標5時起きで、実績は4時半起きって感じです。なぜ早起きを始めようと考えたかと言えば、いくつか理由があります。

まず一点目、半年くらい前から本格的にいろいろのビジネス書の類を読むようになって、「出来る人々」は早起きを推奨している人が多いという共通点が見えてきたからです。

私の中の理解として「出来る人」=「知的生産性の高い人」であって、「出来る人」が早起きを実践している理由は、早起きをして作った時間で知的生産のためのインプット・アウトプットに当てることで知的生産性を高めているのだろうという仮説が出来るわけです。となれば、逆説的ですが自分が「出来る人」になるためのひとつの方策として、早起きするしかない!となったわけです。
三段論法的に、

「出来る人」は「知的生産性が高い人」である

「知的生産性が高い人」は「早起き」である


「早起き」をする人は「出来る人である」


私も「出来る人」の仲間入りをしたい!最終的にきっかけになったのは見田村 元宣さんの朝9時までの「超」仕事術でした。

朝9時までの「超」仕事術

見田村 元宣

本書の中で著者が早起きを進める理由がユニークで、早起きをしてまだ明かりもついていない中で出勤すると、「これだけがんばっているのだから自分が成功しないはずがない!」と自分に言い聞かせることが出来ることだと語っている点です。もちろん早起き自体が目的ではなく、早起きをすることで時間を捻出してその時間を仕事に当てようということなのですが、早起き自体が自分をモチベートしてくれるという体験談は面白いですね。なんか、自分も早起きすれば成功出来そうだなと思ってしまいます。

理由の二点目は、今月中に子供が誕生して、自己投資のための時間が取りづらくなってしまったことです。自分の子供はやっぱりかわいいもので、仕事から帰ってくるとどうしても面倒を見てあげたくなるのです。まあ、産まれたばかりだし仕方ないかなとも思うのですが、だからと言って自己投資をやめてしまうと、成功への道が閉ざされてしまうわけです。

さて、どこで時間を捻出しようか?となった時に、子供が寝ている早朝しかないという結論に至ったわけです。いわば、必要に迫られれて早起きすることにしたということですね。


さてさて、そんなこんなで早起きをすることにしたわけですが、早起きして何をするのかということですが、まずは早起きして捻出した時間を次のことに当てたいと思っています。
  • 明日のためのインプット・アウトプット
  • 今日のためのインプット
  • 今日のためのアウトプット
何をするのかを書こうとしているうちに、出勤時間が迫ってきてしまった。。。
まだブログを使ったアウトプットに慣れていないからやたらと時間がかかってしまいました。。アウトプットを続けて行けば成長できるのだろうか?という多少の不安はありますが、がんばるしかない!ということで続きはまた。